
探究学習
思考する探究学習
千葉明徳が目指す「行動する哲人」の育成は、まさに探究そのものです。
自分がこれからどういう目標に向かって進んでいくのか、そこにはどのような課題が待っているのか、そしてそこには自分はどう立ち向かっていくのか、これを実現することこそが「行動する哲人」だと考えます。
そのためには膨大な情報を処理することが必要です。そこでICT教育を推進し、iPadを活用しているのです。
千葉明徳高校で夢を実現しましょう。未来を切り拓くのはあなた自身です!
生徒のモチベーションを上げる授業展開
アウトプットの仕方は多様であり、それぞれに長所と短所があります。それらを把握した上で自分の伝えたい内容に合った方法を選べる力が現代には必要です。そのために、通常の講義形式の授業だけでなく、ディベート形式、ICT機器を用いたプレゼンテーション形式など、多くの形式に触れながら活動するとともに、インプットに対するモチベーションも同時に上げていけるような授業を展開します。

探究活動や日々の学び全ての土台になるものが知識です。英単語や復習テストなど、毎日続けることで自然に学習習慣が身につきます。毎朝のルーティンで、生徒たちの学習スイッチを入れ、授業効率上げます。

探究は、生徒自身が能動的に学ぶものです。受動的に受け取るだけにならないよう、教師は常に双方向を意識した学びを心がけています。生徒と先生はもちろんですが、生徒同士でも常に双方向を意識。自分を伝えるためには、相手を理解し尊重しなければなりません。まずそれを理解することが探究の基本となるでしょう。

発信力をきたえるプレゼンテーション
生徒が主体的に、自主的に物事を考えられるように、プレゼンテーションの場を多く設定している千葉明徳ですが、ここでもICTが活かされています。iPadには授業で使ったあらゆる情報が蓄積されており、それらを駆使してディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションを展開します。他にも、全員に1~2分程度の動画を作ってもらい提出することもあります。授業データをインプットするだけでなく、アウトプットさせることで知識・理解を定着させる狙いです。

従来の黒板とチョークという授業だけでなく、教師がプロジェクターで資料を投影し、また、必要に応じてWi-Fiを通じて生徒に一斉送信することができます。生徒はグループで同じドキュメントを共同で編集することなども可能で、思考の幅がひろがります。

本館2階に、充実した探究活動に取り組める「ラーニング・コモンズ」が誕生します。机や椅子を自由にレイアウトして仲間と共に学びあったり、ICTを活用しながら意見を戦わせたりと、生徒の自主的な学習が促進される “学びの共有地” になります。図書館機能の充実と自習スペースの拡充が継続的に行われ、さらなる進化も予定されています。

進学コース3年生 Y. M. さん
高2の探究学習で、企業の魅力を見つけ出し、それを活かして、テーマに沿った提案をするプログラムに取り組みました。僕たちは、行政サービスがデジタル化された10年後に、次世代都市を目指す事業として、防災アプリを考案。学校代表でキャリア甲子園に出場しました。資料を作成してプレゼンに挑戦し、わかりやすく伝える難しさと楽しさを体感しながら、想像力や協働力を培えたと思います。
