卒業生メッセージ

粘り強く目標に向かう姿勢が、今の自分にも活きています。

明徳では自分の可能性に蓋をせず、挑戦することの大切さを学びました。女子サッカー部の仲間と関東大会出場などの目標を達成するとともに、部長としてみんなをまとめる経験を重ね、学業も手を抜かずに取り組みました。疑問はとことん追求しないと気が済まない私を、納得いくまで指導してくださった先生方には感謝でいっぱいです。社会人となった今も、明徳で培った粘り強く目標に向かう姿勢を活かしながら、真摯に業務に携わっています。

明徳で培った力を基盤に、海外でキャリアを磨きます。

世界の中心ともいえるアメリカで幅広く学び、キャリアを積みたいと考えて海外大学進学を決意。フォーダム大学を選んだのは、どの進路にもつながり、特に法学部が全米トップクラスであること、立地もよく、多人種で交流できること、さらに野球が強いことに魅力を感じたからです。明徳で培った英語力、野球部で学んだ技術や礼儀、クラス会長や評議員会委員長を務めて身についたリーダーシップを基盤に、世界で活躍できる人材を目指します。

高校3年間、勉強に力を入れるだけでなく、茶道部と山岳部ボルダリングで部長を務めたり、保健委員長として校則改正に取り組むなど、幅広く積極的に活動してきました。なかでも特進コースならではの異学年混合で取り組む総合探究でリーダーを務めたことは、成長につながる大きな経験になったと思います。学年を超えたグループワークで人間関係を学び、リーダーシップも身につきました。クラスの仲間は将来に対する意識が高く、刺激を受けることも多かったです。

バスケットボール部と勉強の両立を目標に進学コースを選びました。どちらも高いレベルで結果を出すためにメリハリをつけて集中し、努力を継続する力がついたと感じています。苦しいときは、支え合う仲間の存在が力になりました。進路については、先生方が生徒一人ひとりに熱心にアドバイスをしてくれたことが大きかったです。「いつも頑張っているから、これからも続けよう」と声をかけてくれたことは忘れられません。千葉明徳は自分の将来の道筋が明確に見えてきた場所。自信をもって、新たな一歩を踏み出したいと思います。

進学コースはバランスのいいカリキュラムで幅広く力をつけながら、それぞれの目標に向かうことができます。部活動で頑張っている仲間の姿を見て、僕自身は勉強に力を入れようと決めて3年間を過ごしました。授業に集中するのはもちろん、わからないことは先生に聞けばすべてていねいに答えてくれて、とても心強かったです。様々な個性の集まるクラスで過ごす毎日は楽しく、勉強の苦しさや不安も軽減する感覚がありました。高3の文化祭で取り組んだお化け屋敷も大成功！絆が深まり、高校時代最高の思い出になりました。

アスリート進学コースは全員が文武両道をめざして頑張っているので、勉強面でも競技面でも切磋琢磨できます。水泳部はテスト前も練習があり、慣れないうちは苦労しましたが、授業に集中するとともに、わからないことがあったらすぐ先生に質問したり、登下校の電車の中で勉強する習慣をつけているうちに、スムーズに両立できるようになりました。高2のころ、「勉強を頑張れない人は部活動も頑張れないよ」と先生に声をかけられたことは、その後ずっと、くじけそうになっても踏ん張るための強い支えになったと感じています。